数多くの絵本や童話を手がけられた絵本作家の山脇 百合子（やまわき ゆりこ）さんが２０２２年９月２９日に８０歳でご逝去されました。
『いやいやえん』の挿絵で絵本作家となり、児童文学者の姉・中川 李枝子（なかがわ りえこ）さんとともに『ぐりとぐら』や『そらいろのたね』をはじめ、たくさんの人気作品を生み出してこられました。
青と赤のつなぎと帽子がトレードマークの、ふたごの野ねずみ「ぐり」と「ぐら」が主人公の『ぐりとぐら』シリーズは幼い頃はもちろん、大人になった今でも愛読している方が多いのではないでしょうか。
山脇さんの描く色彩豊かでやさしさにあふれた愛らしい絵は、見る人の心を温かくさせてくれます。長年にわたり子どもたちに愛され続けている作品たちをぜひ手にとって楽しまれてください。