カリキュラム・授業紹介

カリキュラム・授業紹介

学びのステップ

1年次 しっかりと基礎を固めます

健康・成長・環境・心など様々な視点から子ども教育にアプローチします。
基礎理論を中心とした授業で、基本をしっかりと学びます。
演習科目では「保育内容」や、実習に向けた「地域の子育てと保育体験」も行います。

2年次 専門知識を身につけます

「教科の基礎」(音楽、図画工作、体育ほか)でより専門的な知識を。
幼稚園での実習や、地域ボランティアで実践力をバランスよく学び、自分の方向性を見いだします。
希望者は、小学校教諭関連の履修が始まります。

3年次 保育実習・教育実習が行われます

保育園や施設、小学校での実習が行われます。
また、3年間の学びから見いだしたテーマを追求し、「卒業研究」として取り組みます。
現場へ出るための実践力に磨きをかけます。

カリキュラム

※学科としては、保育士資格と幼稚園教諭二種免許の双方の取得を推奨しています。

授業紹介

基礎教育科目

◎ ライフキャリア演習

少人数・担任制のクラスセミナー。大学での学習技法や、レポート・調査研究への取り組み方など、自立的に学習内容を再構成し、表現できる能力を高める。

◎ 芸術文化論

音楽、美術、文学など多様なジャンルの芸術作品を鑑賞することで、豊かな知識、感性、人間性を育み、人間と芸術とを多面的に捉える視点を学ぶ。

◎ 児童文学

日本の児童文学史として、近代以降の主要な児童文学作家と作品について学ぶ。童話・絵本・紙芝居の実演を通して、児童文学の面白さを体感しながら理解を深める。
   
専門教育科目

◎ 乳児保育Ⅱ

3歳児未満の発育・発達を理解し、個々の発達を促す生活と遊びについての知識を深める。演習を通して、保育指導計画の作成や保育記録の必要性について学習する。

◎ピアノⅠ(ピアノの基礎)

保育・初等教育の現場で必要なピアノ奏法の基礎を学ぶ。グループレッスンで読譜や演奏の基礎を習得し、個人レッスンによる歌唱教材伴奏法で表現力・応用力を養う。

◎ 保育の心理学

心理学的な考え方で、客観的・科学的な子どもの発達理解の方法を学ぶ。個人またはグループでの演習や発表を通して、保育・子育て支援の実践的なスキルを習得する。

◎ 図画工作Ⅰ・Ⅱ

粘土や絵の具など、様々な表現材料を用いて造形表現活動の特性を学び、その内容・方法・技術といった、幼児教育者に必要な基礎的実践力を演習形式で習得する。

◎ 発達と障害

障害児のコミュニケーション支援に重点を置き、具体的な援助方法を発達的観点から考察する。後半の授業では各回のテーマを設定してディスカッション形式で学ぶ。

◎ 教育実習(幼稚園)

幼稚園での体験学習。幼児の育ちの姿、生活の様子に直接触れ、子ども理解を深め、どのように援助するのか実習を 通して学習する。事前事後の指導も併せて行う。

○ 少人数のクラス担任制

15~20人程度のクラスに分かれ、「ライフキャリア演習」の授業を中心に、担当教員が学習の状況や進路に関する指導を行っています。
どのクラスもアットホームで、教員は人間関係や人生についての相談も気軽に、そして親身になってアドバイスを送っています。